おばさん

私は小さい頃、横浜で育ったんですが、その頃、近所に住む友達のお母さんは誰でも「おばさん」って呼んできました。この「おばさん」という言葉には、「年寄り」や「ばばぁ」と言った意味は含まれません。「おばさん」だなんて言ったら失礼かも、などとは考えた事も無く一切悪気が無く使っていました。

千葉に引っ越してきて友人宅へお邪魔したしたとき、友達に向かって「おばさんはお仕事してるの?今日はいないんだね」って言いました。すると友人は「お母さんの事、おばさんって呼ばれるのはちょっと・・」と嫌な顔を。
「え!?じゃぁ、何て呼べば言いの?」と言うと、「普通、○○ちゃんのお母さん、って言わない?」との返事。

良く女性が「(自分の事を)おばさんだなんて呼ばせないわ」と言ったりしますが、そういう時の「おばさん」とは全く違うニュアンスで使っていました。父や母をお父さん、お母さんって呼ぶように。友達のお母さんは「おばさん」。愛情たっぷり親しみを込めて使っていたものだから、この友達の発言にはショックを受けたのを今でも覚えています。
で、その後気を付けて聞いていると、確かに、千葉の友達は私のお母さんのことを、「マキちゃんのお母さん」と呼んでいました。

ふとこの事を思い出し、最近、埼玉出身のY子に話してみました。Y子は「おばさん」って使っていたって。そこに抵抗を感じた事も無いとの事。・・・地域性なのかなぁ。
今でも私は人のお母さんを呼ぶとき、一瞬躊躇って「○○さんのお母さん」って言います。

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