キューバ2004冬⑥

キューバ2004冬⑤より続き
ホアキン宅へ13時に伺い、レコーディングの話を詰める。こちらの事情で3曲録音する事にしたいと伝えると、「せっかくだから5曲やろう」と言われる。スタジオを1日しか借りない予定なので大事をとって3曲と思ったのだが、「リハーサルを多くやれば5曲を1日で録れるだろう」という返事。「お前のためにも5曲はやるべきだ」と。他人事なのに親身に、言葉どおり力になってくれる。
曲は、「Bella Melodia」。これはゴンサロ・ルバルカバのお兄さん、へスス作曲で、良くヘスス本人が弾いていた思い出の曲。どうしてもやりたいと思っていた。そして「Moliendo Cafe」。これも私のリクエスト。そしてチャチャチャから「Rico Vacilon」。この3曲は日本に居る時からトップ候補だった。ホアキンとCDを聴いて、残りの曲を決める。「Summer Time」に。あとはリハでセッション曲を作ることに。(キューバではそういうセッションをDescargaと言います。)

この日、夜の出来事。
20時からのナイレ(ロベルト教授の彼女)出演のコンサートに一人で出掛けていた。場所はTeatro Mella。時間通りには始まらないキューバ。終わりは24時を回っていた。遅くなったので、友人のタクシー運転手アントニオに迎えに来てもらおうと思い公衆電話を探した。劇場内の電話はあいにく壊れていて、外をフラフラ探し回る。大通りから入った暗いところで発見。しかし・・・コインが詰まっていて使えない。また大通りに戻り、探しながら歩いていると、黒人の男が声をかけてきた。「どうしたの?」ってな感じで。電話を探していることを伝えて少し早足で遠ざかるように歩くが、その人はついて来る・・キューバって用心してれば治安は良いと思うが、外国人に対しては、お金恵んでくれっていう、たかりが多いのも事実。大通りに居るうちはいいけど、暗い道で二人っきりになりたくないなぁと思いつつ、その人は「電話の場所を教えてやるから着いて来い。」と少し強引。本当に少し離れた場所の電話を案内してくれ、使用中だったので待っていると、「この後一緒にライブに行こう」と誘ってくる。「今日は疲れているから帰りたいの。電話の場所教えてくれて本当にありがとう。とても嬉しいよ。ごめんなさい、セニョール。」とすご~く丁寧に断る。電話が空き、電話しようと試みると、コインの使えないカード専用公衆電話と気付く・・困っているとその人は自分のテレホンカードの番号を入力してくれて「ほら使え」と。こんなに親切にしてもらってびっくりした反面、後で高いお金よこせって言われないかしらとまだ少し不安に思ってしまった。無事に電話を終えると、その人は何も要求せず「気を付けて帰れよ」と去って行った。・・・・・疑ってごめんなさい。本当にただ親切な人でした。良い人が多い、けど、悪いことを考える人もいる・・判断なんて出来ない。う~ん、難しいなぁ・・

⑦に続く

この記事へのコメント

ボン 大塚
2005年08月31日 17:42
おお、万記さんのMoliendo cafe
どんな感じでしょうか。私のブログの方でも
ひと月ほど位前に、コーヒー・ルンバいろいろ
で、話題にしたところでした。そうですねえ、
♪コンガ、マラカスーー、情熱のアローマ♪
の日本語歌詞からも、タイコたたきの万記さんに
ぴったりの曲といえそうですね。
macomoco
2005年08月31日 21:56
本当に。
ついつい用心してしまうけど、ただ単に親切なだけの人って凄く多い。
それでも、いっしょにライブに行ってご馳走してもらえたらラッキー!って気持ちくらいは持っていたり。。
わかるんだけどねー。。
凄く親切な人でも、ラッキーな目にあいたいと思っていても、それは当たり前の人情で、、、はぁ~、、なんとも。。。
基本的に、いい人たちなんだよね。。
万記
2005年09月01日 23:04
>ボンさん
コーヒールンバは仕上がり一番のお気に入りになりました(^^)イントロ&エンディングをクンビアというリズムを使って、陽気な仕上がりだねって良く言われます♪コーヒールンバは好きな人多いですよね!私も大好きです♪♪
>macomocoさん
そうなんですよ。良い人だって、ラッキーな事をちょっとは望んでて、その辺は理解も出来るし。でも、色々な事考える人が現実にはいて・・・用心しないわけにはいかない。
根本的に経済事情が違いすぎるから、難しいです。